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猫が天から落ちてきた
猫が天から落ちてきた2日前からのこと。家のどこからか、ニィニィミャオミャオとやかましい。どうやら子猫のようだ。どこぞのノラが天井裏、正確には1階と2階の隙間で子を産んでいたことは、声やら気配やらで知ってはいた。それにしても子猫の鳴き声がけたたましく、ミャオミャオどころではない、ギャオンギャオンと鳴いている。猫だって育児放棄をする。人間と同じである。もしや“それ”かな。それならそれで仕方がない。おっかさんはナ、お前さんを育てるのに疲れたんだってサ。恨むんなら、そんな星の下に生まれた自分を恨みなヨ。それにしても、けたたましい鳴き声はどう聞いても一匹だけなのだ。一匹しか産まない猫がいるものだろうか。そのけたたましい鳴き声の出所をさがした。ギャオンギャオンと鳴いているのは天井裏ではなく床下から。なにがどうなったものか、天井裏から落ちてしまったのだろう。古い家だもの、そんなこともある。といって探せど、床下に子猫の姿はなし。もう一度、耳をそばだてる。カベ? カベの中から? カベをぶち抜く。居た。カベはまんまカベではなく、何やら配管がある狭い隙間となっていた。配管のせいで、カベの中はよく分からない。天井裏から落ちてきた穴を見つけるにはカベをさらに抜かなくてはならないから、それは無理。落ちてきた子猫、この時期だから目はしっかり開いている。でもまだヨチヨチ歩きの赤ん坊だ。メスらしい。器量はなかなかよいが、いかんせんキツそうな顔だちである。夏木マリといった感じだろうか。ともかく、四肢は満足に動かしているところを見ると、怪我はなさそうだ。私の足にまとわりついて、ギャオンギャオンと鳴いている。おっかさんを探しているのだろう。冷蔵庫から牛乳を出して子猫に与えるが、見向きもしない。ギャオンギャオンとおっかさんを呼ぶことのみに専念している。そりゃそうだろう、まだ乳臭さが残るチビ助だものな。私は猫なんぞ二度と飼うものかと決めている。ハイヨと飼うわけにはいかない。だから天井裏をのぞく。そこには子猫のおっかさんらしい猫がいた。なるほど、おっかさんもなかなかの器量だ。おっかさんは突然の訪問者に気を悪くし、懐中電灯に目を光らせフゥーフゥーと威嚇。分かってる。捕って食ったりしやしないよ。他にも子猫はいるようだが、落ちてきたやつが一番元気がよさそうだ。子猫のおっかさんを確認し、子猫を天井裏に置いてやると、ギャオンギャオンと鳴いていたものもニィニィへ。それが昨日の夕方。そして今朝、またカベの中からギャオンギャオンと“聞き馴れた”泣き声が。あのチビ助め、また落ちやがったのだ。ったくもう。ひとまず子猫を救出。こいつは自分が天井裏から落ちてきたこと、おっかさんが天井裏にいることを知っているのだろうか。ひっくり返りそうなほど見上げてギャオンギャオンと鳴いている。いや、泣いているのだろう。お宅の子を預かっている、といったところで「これはまぁご迷惑をおかけ致しまして」と引き取りに来てくれるはずはなし、そのまま天井裏に戻してもまた落ちるだろう。天井裏の穴を塞がないことにはどうにもならないようだ。かと云って天井裏にあがれば猫のおっかさんは不機嫌極まりない。どうしたものか。
この記事へのコメント
危なっかしい子猫だわね~
おっかさんに爪立てられながら天井の穴塞いでください。
シッポ| | 2006/08/06(日) 20:45:02
凄い楽しく読ませていただきました  (*´ェ`*)
『あんたーまた落ちたの?!しょうがないねぇ
ヤンチャなコダネェ お母さんから離れなさんなっ!』
なーんて親猫の声が聞こえてきそうです。
えん | 2006/08/07(月) 01:51:18
シッポさん>
カァー! フゥー!
っと、おっかさんの威嚇はそりゃ怖いったらもう。

えんさん>
子は全部で4匹のようです。
猫の母親をやるのも大変そうです。
水瓶座| | 2006/08/08(火) 09:46:10
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