スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
マスメディアの9.11後
マスメディアの9.11後米上院情報委員会はフセイン元大統領とアルカイダは無関係と断定した。そして当のブッシュもイラク侵略の大義がまったくのデタラメであったことを一応認めている。
ローラも嫉妬するほどブッシュの愛人ぶりを臆面も無く世界にさらし続けた小泉純一郎は「大統領は正しかった」「イラクが大量破壊兵器がないと証明すれば、戦争は起こらなかった」と逆立ちした居直りをするも、それに対して日本のマスメディアは一切の批判をしなかった。米英によるイラク侵略に加担したことへの“そもそも”な批判や分析が待たれるのだが、マスメディアはこの件に対してほとんど“だんまり”である。

小泉政権以降この国のマスメディアのていたらくは論を俟たないが、打たれ弱い安倍晋三が政権の座についたならばそうしたマスメディアの状況は加速するに違いない。「権力の監視」を忘れ自ら牙を抜いたマスメディアに真のジャーナリズムを期待することなど儚(はかな)い望みである。
10日『毎日新聞』朝刊に「9.11テロから5年 米メディアの苦悩/政権監視に逆風」と題されたワシントン発の記事がある。冒頭はこうだ。
 米同時多発テロ(01年9月11日)から5年。米国の新聞やテレビなど伝統的な主流メディアが逆風にさらされている。政府情報の流出を極端に嫌うとされるブッシュ政権の「秘密主義」、対テロ戦争下での国家安全保障と報道の自由のせめぎ合い、インターネットを足場に台頭する新メディアからの批判、読者・視聴者の信頼度の低下──。米報道機関の抱える難題の現状を報告する。
心配性の私には現在の日本マスメディアのていたらく、更には小泉「後」への遠回しな警鐘と読んでしまうのだが。
時の政権(体制)を支持しない者はすべて「反日」であるという偏狭で歪んだ相対的あるいは偏執的愛国主義の跋扈(ばっこ)。時の為政者を支持しない者にとってはまことに息苦しい社会に暮らさねばならなくなる。「民主主義」とは臆病な為政者にとってやっかいなシロモノなのだ。

いささか話しは脱線するが、中立公正を“自認”する『毎日』の中にあってはズバ抜けて産経的な媚米主義を貫く高畑昭男毎日新聞論説副委員長(「副委員長」に出世してるし!)が、同じく10日『毎日』朝刊で〈米国孤立させぬ工夫を〉というコラムを書いている。うーん、日本も世界から孤立しかかってるんですけどね。
高畑といえば03年5月28日『毎日』朝刊のコラム「記者の目」において〈イラク戦争がもたらしたもの〉と題して次のように書いていた(一部抜粋)。
現実にはイラク戦争でフセイン体制が崩壊し、市民は恐怖政治と抑圧から解放された。その喜びを見ると、あの戦争反対は何だったのか。
開戦前に「アラブが液状化する」「戦争は泥沼化する」「無理な戦争がイラク人を団結させた」など専門家や知識人と称する人々の予想は的中しなかった。
この記事へのコメント
コメントを投稿する





秘密: 管理者にだけコメントを表示させる
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック(本ブログURLを含まないTBは制限されています)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。