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安倍晋三の美的感覚
憲法前文美しくない
 自民党政務調査会の田村重信・首相主席専門員が同党憲法草案作成の舞台裏などを紹介した本「新憲法はこうなる 美しいこの国のかたち」(講談社)を出版した。首相が草案策定会議で、中学時代に国語教師から「憲法前文ほど美しい文章はない」と丸暗記を指導され、「ぜんぜん美しいと思わない。少しおかしい」と感じた、などと語ったことなどが紹介されている。(19日『毎日新聞』朝刊)
そりゃあアッキーを選んだ安倍の美的感覚では憲法前文は美しくないと思うのはむしろ当たり前だろう。おまけに箸はキチンと使えないわ犬食いするわという行儀の悪さでありながら「日本の伝統と文化を尊重した美しい国へ!」などと云っているのだし。まァ戦犯岸信介のこともあるのだろうが。
ちなみに現憲法前文はこうである。
 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
個人的には読点が多いことは気になるが、「ぜんぜん美しいと思わない」とは思わない。少なくとも「帰属」「愛情」「責任感」「自然」等々の宗教的な言葉を並べた自民新憲法草案よりも現憲法の方が理路整然としており好感が持てる。現憲法は翻訳調だから気に食わないという改憲論者もいるが、接続詞や助詞、助動詞、句読点を工夫すればよいだけのこと。

ところで、私はろくに習った記憶がないのだが、今どきの義務教育では憲法や教育基本法(改定前のやつ)を教えているのだろうか。このふたつを「総合的な学習の時間」にでも1年かけてじっくり教えれば自律した人間に育つ大きな助けになると思うのだが。
自律されたら困るのか、「お国」にとっては。とくにこれからの少年少女には「天皇陛下万歳!」って死んでもらわなきゃいけないのだし。

参考
憲法.jp 日本国憲法を読もう!
自民党新憲法草案全文
自民党「新憲法草案」批判(案)
この記事へのコメント
首相、お箸も下手だけど日本語も下手よね。
シッポ| | 2006/12/23(土) 02:31:36
シッポさん>
安倍ちゃんはナニからナニまで不器用って感じがします。
水瓶座| | 2006/12/23(土) 11:33:51
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