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投票率が上がれば
安倍晋三の顔色が良い。
首相就任前には「へなちょこ侍(田中真紀子)」と揶揄され、日替わりする発言や二枚舌=ダブルスタンダードにより内閣支持率の止まらない低下で、一時期は顔から生気がうかがえず文字どおり短命になるのではないかとすら感じた。それが「鈍感力」によって開き直り、一体いくつあるんだ? と思う最重要法案を次々に衆院を通過させる。
経済も外交もオンチである空虚なプリンスごときに総理大臣が勤まる日本は、考えようによっては大変に幸せな国である。

さて、安倍が強気となっている理由のひとつは「参院選で自民党が負けても安倍晋三首相が責任を取る必要はない(小泉純一郎)」という安心感、もうひとつは何と云っても05年の「郵政選挙」による自民党の圧勝だろう。それが、数にモノを云わせてやりたい放題の安倍政権を支えている。
しかしその圧倒的な自民党議席(衆院296議席)は、1選挙区で2~3万あると云われる「創価学会票」のお陰によるものであり、学会票がなければ勝てなかった小選挙区が少なくなかったのだ。

自民党はもはや公明党=創価学会というモルヒネに頼らなければ与党でいられないことは明白である。しかし学会票あるいは公明党支持票は頭打ちがはっきりしているのだから、自民の獲得議席は投票率によってかなり左右されるだろう。
05年9月11日の第44回総選挙の投票率は67.51%(小選挙区)。上記したように、獲得議席数だけをみると圧勝にみえる自民党も学会票によって辛勝した小選挙区が少なくなかったのだから、投票率が70%となれば自民党は基礎票に加えて学会票を上乗せしても勝てない選挙区は多い。

今夏には参院選が控えている。
かつて土井たか子が「山は動いた」と云った89年7月23日第15回参院選の投票率は“たったの65%”(社会党=46議席に対し自民党=36議席に止まった)。もちろん当時の公明党は野党であり89年と現在とでは勢力図が変わっている。しかしながら投票率が上がれば上がるほど組織票は弱くなるのだから、自公選挙協力が無敵であるはずはない。

心配はふたつある。ひとつはスキャンダル。自民のスキャンダルにもうひと押しというところで民主からも同種のスキャンダルが吹き出てくる始末。
もうひとつは自公連立政権との明確な対立軸を打ち出せるかどうか。「与党でありつづけるためなら民主党案丸のみ」というウルトラCを繰り出す自民党に苦もなく取り込まれてしまう危うさが民主党にはある。
「民主党じゃ駄目じゃん」とシラ気が広がれば、投票率は当然下がるだろう。
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